浴衣ってどのサイズを買ったらいいの?浴衣はどのサイズが最適?
着物のMサイズって身長何センチまで?
身丈と着丈ってどう違うの?
身幅の最適な幅ってあるの?
裄の長さってよく言われるけど、どこを測ったらいいの?
などなど、着物って洋服と違って、ちょっとわかりにくいことが沢山あります。
今回はきもの町で一番ご質問の多い「サイズ」についてまとめました。
あなたの身長 | 適応サイズ |
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身長150cm~155cmぐらいのひと | Sサイズ |
身長155cm~165cmぐらいのひと | フリーサイズ、Mサイズ、Lサイズ |
身長165cm~172cmぐらいのひと | トールサイズ |
①裄 | 裄(ゆき)または裄丈(ゆきたけ)のこと。 肩巾+袖巾を足したものが裄です。(図A-①参照) |
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②袖丈 | 袖の振りの長さです。(図A-②参照) |
③身丈 | 背中心の衿つけこみから裾までの長さ |
④前巾 | (図A-④参照) |
⑤後巾 | (図A-⑤参照) |
⑥袖付 | (図A-⑥参照 指定が無い場合は6寸です) |
⑦つま下 | (図A-⑦参照) |
寸法名 | 計る場所・計り方 |
身丈 (みたけ) |
仕立てあがりの着物の長さ。通常は身長=身丈(女性) きもの町では、背中心の衿が付いているところ、「衿つけこみ」から「裾(すそ)」までの長さを、背中心で測ります。 身長+-10cmぐらいは、おはしょりで調節出来ます。(肩から計ると寸法が変わってしまうので注意! |
着丈 (きたけ) |
着付けた際の着物の長さをさします。 また女性の長襦袢、羽織、コート、男物の浴衣や着物を仕立てる際に必要な寸法です。長襦袢の場合、首の後ろのぐりぐりから背中心をとおり、くるぶしのちょっと上までを計ります。 |
袖巾 (そではば) |
袖付から袖口までの長さです。裄丈(ゆきたけ)を割り出す際に計ります。 |
肩幅 (かたはば) |
背縫いから袖付までの長さです。裄丈(ゆきたけ)を割り出す際に計ります。 |
裄丈 (ゆきたけ) |
背縫いから袖口までの長さ、袖巾(そではば)+肩巾(かたはば)です。 腕は45度にあげて測ります。首の後ろのぐりぐりから肩を通り、肩で一旦おさえて、腕の手首のぐりぐりまで測ります。 測れない場合は大体ですが、身長から割り出せます。 襦袢(じゅばん)<着物(きもの)<羽織(はおり)・コートと、長さを広くしていくので、お手持ちの着物などございましたら、袖巾(そではば)と肩巾(かたはば)教えて頂くほうが正確に出来ます |
袖丈 (そでたけ) |
袖のふりの長さです。 一般的に1尺3寸(約49.2cm)です。年齢、用途、身長などで、長さにこだわりがあればご相談ください。(※身長の高い方は身丈(みたけ)が長い分、袖丈を長く出来ないことがあります。お問い合わせください。) |
袖付け (そでつけ) |
身頃と袖が縫い合わさった部分、普通は6寸(約22.8cm)です。振袖着物など、帯を高い位置で結ぶ時は、5寸5分(21cm)だったりします。 |
つま下・衿下 (えりした) |
衽(おくみ)の衿先(衿下)から裾(褄下)までの長さを計ります。 おはしょりのちょっと下から始まるとキレイに見えます。 身長、身丈(みたけ)から割り出します。 |
前巾 (まえはば) |
前身頃の裾の長さ。身体サイズから割り出せます。 ヒップサイズ×1/4=前巾 |
後巾 (うしろはば) |
後身頃の背縫いから脇縫いまでの間の裾の長さ身体サイズから割り出せます。 ヒップサイズ×1/4+5.3cm=後巾 |
衽巾 (おくみはば) |
衽の裾の長さ。通常15cm(4寸)程です。 |
身巾 (みはば) |
後巾(うしろはば)+前巾(まえはば)+衽巾(おくみはば)=身巾 身巾は、腰回り、または腹回りの一番太いところ(ヒップサイズ)から割り出します。 お茶会などで着用する方は、前巾、衽巾で広く仕立てるのも良いです。 |
衿肩明き (えりかたあき) |
衿をつけるために背から左右に裁ち明けた部分です。 首回りの1/4、大体2寸5分(9.5cm)取ります。首が太めの方は、2寸8分(10.6cm)にします。 |
繰越し (くりこし) |
衿肩明(えりかたあき)を肩山から後へずらした長さです。 きもの町では8分(約30mm)です。襦袢(じゅばん)やコートなどと合わせておいた方が良いので、平均的な8分で仕立てるのがオススメです。 舞妓さんは1寸3分などです。 |